スポーツドライビングの薦め
トラブル回避
スピンをしてしまった
良く『スピンをしないとうまくならない』と言う人がいますが、これは間違いと思います。
スピンをすると言うことは、それだけ愛車を壊す可能性もありますし、他車と接触する可能性もあります。 何より怪我をする可能性が有るわけで、これは絶対避けないといけません。
スピンをする原因には大きく2つあると思います。
- 進入時のオーバースピード
ブレーキを残して進入した時に、スピードを落としきれずコーナーに入り、結果大きな挙動が出てしまいます。 曲り切れないためさらにハンドルを切り込むので、通常オーバーステアとなりイン側に刺さります。
- 脱出時のアクセルの入れ過ぎ
特に後輪駆動の車に起き易いです。 コーナーの脱出時に、タイヤのグリップ以上にトラクションを掛けてしまい、タイヤが滑りグリップが落ちる事により後輪が横に流れます。 グリップの復帰具合によっては、タコ踊りになってしまいます。 FF、4WDでも、アクセルオフによるタックインで、オーバーステアが出る事があります。
スピンが起きてしまったら、車は重いので一回力が働いてしまうとなかなか収まりませんので、急の付く動作はせず、アクセル/ブレーキをパーシャルな状態にして、まずスピードを殺します。 有る程度まで落ちてくると、自然とグリップが復活するので、惰性を利用し、レコードラインを外して、できればセーフティーゾーンに逃げます。 またオイルが暴れる事によりエンジンは停まる可能性が高いです。 あせらずゆっくりエンジンをかけます。
コースに復帰する時は、コース場に砂やゴミをまかないようにするため、セーフィティゾーンを徐行し、レコードラインとは関係無い所から合図を出して戻りましょう。 また即ピットインし、マシンの損傷を確認した方がいいと思います。
スピンを避ける
前の車がスピンしてしまう場合、まずスピンをする挙動が起きている事を見逃さず確認します。 だいたいタイヤが垂れていたり、挙動がおかしかったり、スピンしそうなのは動きで分かります。
前の車がスピンしたら、すぐにアクセルをゆるめパーシャルな状態にして車を安定させ、次の脱出コースを考えます。 スピンした前車が、右に行くか、左に行くか、コースアウトするか、見極めて、あとは一気に脱げます。
(注意:急ブレーキを踏むと、車の挙動が乱れ、一緒にスピンしてしまいます。)
ここでの注意は、絶対停まらないことです。 逃げあぐんで停まってしまった車を見たことがありますが、追突される可能性があるので、絶対避けて下さい。 むしろセーフティゾーンに脱げる方が安全です。 脱げる時は決してコース上だけにとらわれず、セーフティゾーンもラインとして考える事をお勧めします。
マシントラブル
あれ何かおかしい!?と思ったらすぐピットインしましょう。 そしてちゃんと確認して、何がおかしかったのか、走行が可能であるか判断しましょう。 もし自分で分からない時は、主催者やベテランそうな人に聞いてみましょう。 もし本当にやばかった時は大変ですからね。
過去にタイヤがホイールから外れた人がいます。 自分の車のタイヤの状況くらいは最低限確認しましょう。 またコントロールからオレンジボールが出た時も、すぐにスローダウンし、ラインを外して走行し、即ピットインします。 もしオイルなどこぼしていることが分かったら、安全なところに停め(ポストのそばがいい)、すぐにガードレールより外側に逃げます。 たぶん赤旗をだされ、車は回収してくれるはずです。 よくそのままピットまで行ってしまって、コース上をオイルまみれにする人がいます。 この行為は言語道断です。 絶対やらないように気を付けましょう。
一番の基本はトラブルが発生しないように整備する事です。 予防は出来るはずですので、きちんと整備しましょう。
ガレージ宿河原