スポーツドライビングの薦め
直線コーナーリングを考える


第2回オフ会の時、ルーフ村井さんがベスモで有名な中谷明宏氏が執筆した『直線コーナーリング』を持ってきてくれました。 その時の話しから、『本当に直線コーナーリングは速いのか!』と話題になり、店長が計算してみることにしました。
結論を言いますと直線コーナリングは速いとなりました。
しかしこれも条件があって、最近のゼロヨン14秒以下の高性能スポーツ車での話しであり、パワーの無い遅い車では、トムさんが言う『大きなコーナーリング』の方が有効であると言えます。
では、何がタイムに大きな影響があったかと思うと、コーナー途中からアクセル全開にしている事だと思います。 コーナー中はスピードを落とし多少遅くても、早くアクセルを開ければ、それだけ加速時間が長くなると言う事で、これが重要と思います。
自分の車の特性を理解し、ベストな方法を考えてみて下さい。


【計算種類】
パターン1アウト・イン・アウト
パターン2イン・イン・イン
パターン330度の角度を持った直線コーナーリング

【条件】
コース内周10m、外周22m、幅12m
計測ポイント内周頂点から100mのポイント(in/out)
進入スピード120km/h
加速 4m/s2(0-400:14s相当)
減速 8m/s2
走行終了

【計算結果】
 パターン1
アウト・イン・アウト
パターン2
イン・イン・イン
パターン3
直線コーナーリング
 距離時間距離時間距離時間
進入
(ブレーキ距離)
78.00m
(55.93m)
2.99s90.00m
(63.23m)
3.73s98.57m
(63.23m)
3.99s
旋回中69.08m4.71s
(14.68m/s)
31.40m3.17s
(9.90m/s)
20.93m2.11s
(9.90m/s)
脱出
(最終速度)
78.00m3.57s
(28.97m/s)
90.00m4.68s
(28.60m/s)
98.75m4.80s
(29.08m/s)
合計225.08m11.27s211.40m11.58s218.07m10.90s

※計算方法や値に間違いがありましたらご指摘下さい。



【計算メモ】
参考に計算した内容を載せます。

(公式)
コーナリング中V=√(9.8*r)V:可能速度(m/s)
r:半径(m)
(中谷塾参考)
加速・減速L=(v12+v22)/(2*a)L:距離(m)
v1:開始ポイントの速度(m/s)
v2:終了ポイントの速度(m/s)
a:加速度(m/s^2)
時間t=L/((v1+v2)/2)t:時間(s)
L:距離(m)
v1:開始ポイントの速度(m/s)
v2:終了ポイントの速度(m/s)


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